すべての"おじさん"が嫌悪の対象?
「今のおじさん、キモくなかった?」
「○○さんマジで無理!」
このような会話を聞いてドキッとしたそこのあなた!
「年上の男性」と「キモいおじさん」の境界線、気になりませんか?
女性は、歳を重ねた男性を「キモいおじさん」として一括りにしている訳ではありません。
煙たがられ、嫌われるおじさん=「ダメおじ」には、女性の中での基準が存在しています。
まだ30代だからおじさんじゃねぇし
と思ったそこのおじさん!
このままだと気づかないうちにダメおじ認定されてしまうかもしれませんよ?
というか既にされているかも……
将来的におじさんになるのは仕方ないとしても、せめてダメおじ認定は避けて円滑な人間関係を築きたいものですよね。
今回は女性100人に「この人ダメおじ!無理」と思ったエピソードを募集し、項目別に集計しました。
その結果をランキング形式で発表し、項目ごとに寄せられた女性のリアルな声を紹介していきます。
どういった言動・行動が「ダメおじ」認定されてしまうのか、どこかのダメおじを反面教師にして確認しましょう。
1位:外見・服装が気になる(21票)
結局見た目じゃねえか!
という反応は一旦こらえてください 笑
男性の服装や外見を指摘する意見が多いものの、太っている・ハゲているという見た目の意見ばかりではなく、服装などへのダメ出しも目立ちました。
たとえば、年齢に不相応な派手な服やだらしない着崩しといったものです。
著者自身20代前半のOLですが、シャツが出ていたり寝癖のまま出社したりしている男性社員は「だらしないよね」と、お昼休みに女性陣の話題に上がることもしばしば。
逆に、毎日きちんとシワのないシャツを着ていて髪も整えている方は、10歳以上年上の方でもとても若々しく見えます。
身だしなみは手を抜きがち、自己満足になりがちですが、その分会う人への気遣いが表れるものでもあります。
髪を整えて年相応の落ち着いた身だしなみを心がけ、相手に気持ちの良い印象を与えましょう。
ハイブランドのスーツや靴よりずっと大事なポイントです。
女性のリアルな声
「ハゲやデブなどの身だしなみがきちんとしていない人は無理。見た目に気を配るだけでかなり違って見える」(32歳)
「いい大人なのに子どもっぽい服装やアクセサリーを沢山つけていてダサい」(35歳)
2位:清潔感がない(20票)
1位と1票差と、かなり僅差だったのが「清潔感のなさ」。
服についたままのフケやギトギトの皮膚など、清潔感にまつわる多くの意見が寄せられました。
その中でも圧倒的に多かったのが匂いに関する指摘です。
体臭、口臭、たばこの匂いなどは周囲の人に不快を与えるものとして、近年「スメルハラスメント」という言葉も注目を集めています。
キツい匂いは「ダメおじ」認定されるだけでなく、その場にいるだけで迷惑を与えかねません。
女性のリアルな声
「加齢臭、タバコ臭、アルコール臭は近くに来られるのも嫌」(24歳)
「だらしない、匂いがきつい人は生理的に無理」(25歳)
トイレのついでに汗拭きシートで汗や皮脂汚れを取り除く、食後は歯磨きをして口臭タブレットを飲むなど、こまめなケアで匂い対策を行うことができます。
喫煙者の方は、口臭ケアにプラスして、消臭スプレーを衣類に吹きかけると、匂いをかなり消すことができるのでおすすめです。
加齢臭という言葉もある通り、匂いとは「おじさん」を連想させやすいワード。
匂い対策をすることが、そのまま清潔感に直結するといっても過言ではありません。
こまめな匂いケアで、清潔感のある大人の男性を目指しましょう。
臭くて清潔感のある人、なんて存在しないということですね。
3位:自己中心的でえらそう(17票)
自己中心でえらそうな態度が「ダメおじ」認定に繋がったというエピソードも多く寄せられました。
「お前さ、わかってんのか?どうしてくれるんだ?」
いい歳してこんな態度を取る方、いますよね。
特に人生経験豊富なはずの上の世代で見られるのは何なんでしょうか?
初対面や店員さんへのタメ口や「お前」呼びといった失礼な物言い、自分の意見を押し通そうとするという身勝手な態度が多くの女性をうんざりさせているようです。
相手が年下であっても、最低限の礼儀やマナーを守るようにしましょう。
女性のリアルな声
「初対面でいきなりため口で話しかけられると嫌な気持ちになる」(22歳)
「店員さんにタメ口や偉そうに話されると、恥ずかしくて嫌」(23歳)
自分への態度はもちろんのこと、他の人への接し方も女性はとてもよく見ています。
「注文の仕方が横柄」「お礼を一切言わない」など、店員さんや運転手さんへの態度が目についたという意見も多く集まりました。
お店での偉そうなふるまいは、一緒に来店した相手に恥ずかしい思いをさせてしまうこともあります。
イケオジがどうとかいう以前に人としての問題ですね。
もしも失礼な人にエンカウントしてしまったときは、スマートに受け流して大人の余裕を見せましょう。
4位:なれなれしい・下心を感じる(11票)
4位にランクインした「ダメおじ」の特徴は、なれなれしさや下心を感じるというもの。
具体的には「やたらと距離が近い」「すぐ下ネタに走ろうとする」「連絡先を交換したがる」などのふるまいが挙げられていました。
それほど親しくない間柄の女性と話す際は、あまりプライベートな話に足を突っ込まず、適度な距離間で会話するのが無難ではないでしょうか。
女性のリアルな声
「自分から連絡先を聞いてくるオジは、ちょっと…」(26歳)
「無駄にボディタッチをしたり、夜について聞いてきたりと、明らかに下心のある行動は嫌」(30歳)
職場の上司や先輩に対するエピソードが多く、会社などの飲み会での場面を思わせるものもちらほら見られました。
普段は気を付けているという方でも、お酒の場は気が大きくなっていてタガが外れやすくなりがちです。
あまり盛り上がっているからといって至近距離で会話したり、性的な話題を振ったりしないように気を付けましょう。
ボディタッチ、ダメ、ゼッタイ。
5位:自分語り・自慢話が多い(9票)
5位は、「自分語り・自慢話が多い」という結果に。
口を開けば
俺らの時代はさぁ…
と自分の苦労話や若い頃の功績を語りだす。
まさに「ダメおじ」代表のようなエピソードが多く集まりました。
自分が気持ちよくなりたいという気持ちが透けて見えるところに、多くの女性は嫌気を感じているようです。
「おじさん=自分語りをする生きもの」というイメージが強いため、自慢話をしないだけで「良い雰囲気の方だな」と捉えられることも。
女性のリアルな声
「若い頃にモテた」というつまらない自慢話が最悪(27歳)
飲みの席で若いころの武勇伝をずっと語られた。
自分がまだ若いつもりでいるのが気持ち悪かった。(36歳)
著者の職場で人望の厚い40代の男性は、自分の功績は一切語らず過去の失敗をユーモアを交えつつ話してくれます。
その方は女性からおじさん扱いもされておらず、男性社員からも慕われています。
年上だからといって傲慢さのない姿勢は、とてもスマートな紳士に見えるものです。
まとめ
女性100人のアンケート調査をもとに集計した「女性に嫌われるダメおじ的アクションベスト5」の結果はコチラ。
1位:外見・服装が気になる
2位:清潔感がない
3位:自己中心的でえらそう
4位:なれなれしい・下心を感じる
5位:自分語り・自慢が多い
思い当たる節はありますか?
アンケート結果を集計する中で、女性である著者自身もうなずける意見が多くありました。
やはり清潔感があって気遣いのできる男性は、不思議とそれだけで「おじさん」という意識を与えません。
「年上の男性」というだけで嫌悪する女性はごく少数ではないでしょうか?
現に、アンケートに回答してくれた女性のほとんどは、年上男性との交際経験があるか、年上も恋愛対象であると答えてくれました。
中には、10歳以上離れていても気にならないと答える人も。
女性は、上記のランキングのようなアクションを見て「この人ダメおじだな…」と感じてしまいます。
上記の特徴にあてはまってしまっていた部分はぜひ改善し、「ダメおじ」要素をなくすことで、いくつになっても紳士的で好印象な男性を目指しましょう!