髪型を疎かにするやつがイケオジになるか?
30歳を過ぎた頃から、だんだんと髪型に無頓着になっていく方もいると思います。
仕事が忙しいから。
結婚したから。
白髪が増えてきたから。
様々な理由でヘアセットに手を抜き始め、最もラクなスタイルに落ち着いていく……いえ、落ちていくパターンはあるあるですよね。
「何歳になっても出勤前のホストみたいにセットに時間を費やそう!」
というつもりはありませんが、ヘアスタイルをはじめ体型維持など、何かを諦めていくこと、それが老化の始まりなのではないでしょうか?
諦めはダメオジの始まり
とはいえ、忙しい社会人ですから10代20代のように髪型を気にしなくなっていくのもわかります。
若い頃のようにオシャレのアンテナに割くリソースもなく、お近づきになりたい年代の女性がどんなヘアスタイルを好むのかなど、考える時間もないでしょう。
ならば、この際自分のやりたい髪型はひとまず置いておいて、他者目線で好印象を覚える髪型を探してみてはいかがでしょうか?
もしくは逆に、悪い印象を与える髪型を避けるだけなら簡単かもしれません。
この記事では、さまざまな年代の女性100人を対象にしたアンケート結果に基づいて、30代以上の男性におすすめの髪型とNGな髪型をご紹介します。
リアルな各世代の声を参考に、自分のヘアスタイルを探してみてください!
ダントツ1位は清潔感抜群の「短髪」!
アンケートでは、100人中52人が「耳にかからない程度の長さの短髪」と回答。
清潔感がある、社会人らしいとの理由から、30代以上の男性にはふさわしいとの意見が目立ちました。
(アンケートより)
「短髪一択。清潔感が大事で、短く整えられているのがいい。」(20代)
「前髪を上げたショート。整った眉が見えると男らしさを感じる。」(20代)
「あまり固めていない自然な短髪がいい。清潔感と爽やかさを感じるから。」(30代)
「カラーなしの短髪。もう大人なので落ち着きと社会人らしい清潔感がほしい。」(40代)
短髪のなかでも人気だったのは、センター分けなどのスタイル。
清潔感もありつつ、大人感もほしい
耳が少し隠れるくらいが色気がある
軽くパーマをかけて自然に流してほしい
など、前髪やサイドが少し長めの、ナチュラルで大人っぽさのあるスタイルが人気でした。
女性が大人男性にしてほしい髪型の共通点
- 清潔感がある
- 表情がしっかり見える
- 適度なオシャレ感がある
- 年相応の落ち着きを感じる
- 似合っている
清潔感は必須で、社会人らしい爽やかさ、信頼感、大人らしさも求められているようです。
短髪のメリット
清潔で誠実な印象を与える
短髪は年齢を問わず快活でさっぱりとして見え、ビジネスシーンでも浮くことなく、社会人らしい印象を与えられます。スタイリングを変えれば、フォーマルな場面とカジュアルな場面、どちらにもマッチさせることができます。
洗髪やスタイリングが簡単で短時間
忙しいビジネスマンや家庭を持つ男性にとって、時間短縮は大きなメリットです。
汗をかいたり、頭皮の状態が良くないと不快感が起こることもありますが、短髪なら清潔に保ちやすく、頭皮のケアもしやすくなります。
表情を明るく爽やかにみせる
長さがなくシンプルなシルエットになる分、顔のパーツが隠れたり、影が落ちることが少ないため、顔立ちや表情がよく見え、明るい印象や信頼感を与えやすい効果があります。
ただし短ければいいってもんじゃない
短髪を推す声のなかには以下をNGに挙げる方もいました。
・ベリーショート(16名)
・ツーブロックやフェード(8名)
ベリーショートスタイルはドライやセットの時間が短く楽ですが、20〜30代を中心にNGとする声が見られました。
見せるツーブロックやフェードに威圧感を覚える場合もあるようなので注意が必要です。
フェードカット、結構かっこいいイケオジヘアだと思ってたんだけど好みは分かれるか……
正直キツいNGな髪型は……
NGなのは不潔そうな「長髪」
こちらもダントツでした。
アンケートでは100人中50人が「肩より長い長髪」がNGと回答。
不潔そうに見えるという意見が大半で、30代以上の男性には合わないと考える女性が多いという結果になっています。
「長髪は若い人がやる髪型だと思う。」(20代)
「肩につく長さ以上には絶対にしてほしくない。きれいにしているならまだしも、不潔そうに感じる」(30代)
「カラーやパーマをしているロン毛。遊び人に見えるし、手入れが行き届いてないと不潔に見える」(30代)
「不真面目な感じがするし、結んでいても清潔感に欠ける」(30代)
長髪の不人気ポイント
- 不潔そうに見える
- チャラそう
- 男らしさを感じない
- 若作りしてるようでイタい
- 見ていてうっとうしい、気持ち悪い
- 年相応の落ち着きが感じられない
- 社会人らしさがないように見える
- こだわりが強そうで近寄りがたい
長髪は手入れに手間がかかり、スタイリングにも時間がかかります。
30代以上の男性は多忙な日々を送っていることが多く、ケアに十分な時間を割くことは難しいでしょう。
30代より上の年代は、ツヤやコシなどの髪の体力が失われてくる年代。
長さがある分、汚れや傷みが目立ちやすく、清潔感を損なうこともあります。
さらに、長髪は年齢に合っていないとの意見も多く見受けられました。
20代の若者には似合うイメージがありますが、30代以上の男性が長髪にすると、精神的に幼く見えたり、イケオジスタイルとして適切ではないと思われるようです。
男性にしてほしくない髪型の共通点
・清潔感が感じられない(不潔そうに見える)
・社会人らしさを感じない(奇抜すぎる、若作りに見える)
・誠実そうに見えない
・近寄りづらい雰囲気がある(表情がわかりづらい、暗く見える、怖そうに見える)
やはり清潔感がないのは論外。
本人はオシャレのつもりでも、年齢より幼く見えたり、必要以上に迫力が出るような髪型も不人気のようです。
年代別の好印象スタイルイメージ
20代に好印象な髪型
アンケート結果より
センター分けのパーマ!清潔感と年上要素も欲しい
清潔感があり若過ぎずチャラすぎない髪がいい
センター分けの長めショート。若々しさが感じられる
マンバンやベリーショートを推す声もわずかにありつつも、基本的にはセンターパートや長めのショートヘアが支持される結果になりました。
オシャレや個性・流行が重視されている印象で、パーマスタイルなどにも好意的。
しかしながら「若過ぎない」といったフレーズもしっかり記載されているので、あまり若づくりをするのもNG。
じゃあどうしろと!?
と言いたくなりますが、そのあたりは自身の見た目年齢とキャラクター次第でしょう。
マッシュは暗いし何考えてるかわからない
フェードはおじさんがしてたら痛い…
というキレッキレな意見もありました。
30代に好印象な髪型
アンケート結果より
短く切った黒髪か暗めの茶髪。落ち着きが欲しい
パーマを綺麗に維持できるのは生活に余裕がある証
白髪をきちんと染められる人は仕事ができる
ビジネスシーンを意識し、年相応の落ち着いたヘアスタイルが求められる傾向。
20代に好印象な髪型と同じじゃん!
と思いますよね。
しかし見た目は似ていても、見られ方が違うのです。
単にスタイルのおしゃれさというより、この世代ではヘアスタイルを通じて内面が見られるようになっています。
たとえば…
白髪をマメに染めているから仕事ができそう。
パーマをキレイに維持しているから生活に余裕がありそう。
など、スタイルそのものよりもそのスタイルをつくる本人のマインドを想像する意見が見られました。
確かにこの世代は白髪や薄毛など悩みが見え始め、適当にしていると見栄えが悪くなりがちです。
同世代がラクなスタイルに流されるなかで、どの程度力を入れるかが試されているということなのでしょう。
40代に好印象な髪型
アンケート結果より
短過ぎず長過ぎない感じでカラーは明るすぎないくらい
マッシュ系のパーマでボリュームがほしい
オールバックに大人の色気を感じる
好きな髪型のパターンが一番豊かだったのは40代でした。
2割弱の方が軽いパーマやカラーを推しており、「色気」というワードが出始めるのもこの世代。
ボリュームアップのためのパーマや白髪染めの利用者が女性でも多くなってくるためか、男性にも同じようにケアを求めている声が見られました。
「イケオジ」としての風格が出てくるのはこのくらいの年齢なのではないでしょうか?
50代以上に好印象な髪型
アンケート結果より
その方に合っていて清潔感があればいいと思う
流行を追わない髪型が好き
回答数が少ない年代(13人)ですが、流行を追わない自然なスタイルを求める声がみられました。
70歳女性の
坊主(が好き)。坊主が似合うのはイケメン。
という回答はさすがに真理。
白髪を活かしてグレースタイルにすることもできそうな年代ですよね。
無理して若くいようとするよりも、自分に似合う自然なヘアスタイルに落ち着いていれば好印象ですね。
まとめ
女性が30代以上の大人男性にしてほしい髪型は「短かすぎない自然な短髪」、
してほしくない髪型は「不潔に見える長髪」!
30代以上の男性は、以下の条件を押さえることが重要です。
イケオジになるために
- 清潔感(フケや髪の傷みがなくきちんと手入れされている)
- 表情がしっかり見える(誠実さや信頼感)
- 適度なオシャレ感(自然な感じで奇抜すぎない)
- 年相応の大人らしさ(落ち着きや色っぽさ)
以上を踏まえた髪型を意識し、維持をすればより魅力が引き出されることでしょう。
逆に、上記に反すると、自分で思ってる以上に印象が悪くなっている可能性があることも、覚えておいた方が良いでしょう。